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1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

3 主な学習内容と評価

学習内容(時間数) ポイント 評価の観点 評価方法 材料・準備物等
1 導入(2)

・ 題材の説明
・ 星野富弘「花の詩画集」のVTRを鑑賞する。
・ 感想文をスケッチブックに貼り付ける。
◎「絵がうまくなりたい」とのぞむ生徒の多くは、そのための技術習得を願うが、「何のために描くか」が大切であるかをこのVTRで考えさせたい。
★ アドバイス①「VTRを鑑賞した感想文」 ⇒ P36
★ アドバイス②「VTRからペン画と水彩画の魅力を感じる」 ⇒ P36
○ 自分とは違った物の見方やとらえ方、線や形の表し方を知り、その良さや特徴を認めることができる。
(鑑賞の能力)
① 収集時の観察記録
・ 星野富弘「花の詩画集」VTR
・ 感想文用紙
・ 参考作品
2 素材集め(1)

・ 入学したばかりの校庭を散策して、描きたい素材を集める。
◎ 身近な素材ほど、愛着が生じる。学校に入学した喜びと不安、これからの生活への期待を落ち着いた気持ちで取り組めるようにさせたい。
○ 全身で校庭の自然を感じながら、描きたいものと出会おうとしている。集中して取り組むことができている。
(関心・意欲・態度)
② 制作過程の記録 ・ タッパ
3 制作(5)

・ 竹箸を削り、自分に合ったペンを作る。

・ 完成後に切り取れるように、スケッチブック(A3)の真ん中に描くようにする。
・ 出会ったときの感動を大切にして、収集物の特徴がよく表れるように配置する。
・ 形や色をよく観察し、自然の美しさや巧みさを感じながらペンで描写し、水彩絵の具で淡彩する。
★「墨入れの作り方」 ⇒ P38
★「竹ペンの作り方」 ⇒ P38、39

★ アドバイス③「モチーフを見る時間と手元を 見る時間の関係」 ⇒ P36
★ アドバイス④「線の強弱で立体感を表現する」                  ⇒ P37
★ アドバイス⑤「自分流のペンを作る」⇒ P37
○ 自分の好みにあった線が描けるように、ペンを工夫して作っている。淡彩画における水彩絵の具の使い方を理解し、自分の表現に合わせて使うことができている。
(創造的な表現の技能)

○ 感性を働かせて、自然の中の形や色の美しさを感じ取り、自分なりの表し方を工夫している。
(芸術的な感受や表現の工夫)
③ 作品(観点別)
○ ペン
・ 使いやすさ
・ 小刀の使い方
○ 淡彩画
・ 構図や大きさ
・ 特徴のとらえ方
・ 彩色時の明暗の調子
・ 塗り方
・ 総合的な表現技能
・ 竹箸
・ 小刀
・ 墨入れ
・ スケッチブック
・ 水彩絵の具一式
4 まとめ(1)

  互いの作品を鑑賞し合う
◎ 生徒は、身近な友達の絵などから影響を受けることが多い。自分が関心をもった表現は互いの作品から、それぞれの取り組む姿勢や使われている技法を読み取り、自分の表現に生かそうとしている。
○ 制作過程を振り返って自分の表現を見つめ直したり、展示した作品を鑑賞したりして、次の制作に生かそうとしている。
(鑑賞の能力)
④ 作品の感想文
・ 作品
 ※ 作品をラミネートし、展示しやすくするとともに、長期間保存できるようにした。 ★「ラミネートの活用」参照 ⇒ P157